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【通貨】明日の為替相場見通し=161円台前半での動きか

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、模様眺めムードが広がりやすく161円台前半を中心とした動きとなりそうだ。予想レンジは1ドル=161円00銭~161円60銭。

 きょうは米国が独立記念日の祝日となることから市場参加者の減少が予想されるほか、5日に発表される6月の米雇用統計を控えて積極的には動きにくい。3日に発表された米経済指標は弱い内容が目立ち、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が再燃していることがドルの重荷となりそうだ。ただ、日米の株価が騰勢を強めていることからリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすくなっており、あすの日本株が一段と上値を追う動きをみせれば安全通貨とされる円が売られる可能性があるだろう。また、欧州の政局不安が後退していることを背景に足もと堅調な動きとなっているユーロも注目で、今晩には6月開催分の欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨が公表される予定となっている。

出所:MINKABU PRESS

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