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【市況】10日の米株式市場の概況、持ち高調整主体の動き ナスダック最高値

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 10日の米株式市場では、NYダウが前週末比69.05ドル高の3万8868.04ドルと反発した。週内に5月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表など重要イベントを控え、様子見ムードが広がるなか、売り持ち高を解消する目的の買いが株式相場を押し上げた。

 ウォルマート<WMT>やホームデポ<HD>、ウォルト・ディズニー<DIS>が上伸。ゴーダディ<GDDY>とプラネット・フィットネス<PLNT>が堅調に推移し、サウスウエスト・エアラインズ<LUV>とダイヤモンド・オフショア・ドリリング<DO>、ノーブル<NE>、KKR<KKR>が大幅高となった。半面、ビザ<V>とベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、マクドナルド<MCD>が下落した。

 ナスダック総合株価指数は59.403ポイント高の1万7192.529と3日ぶりに反発し、最高値を更新した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、エヌビディア<NVDA>がしっかり。メタ・プラットフォームズ<META>が高く、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が急伸した。半面、アップル<AAPL>が冴えない展開。テスラ<TSLA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アドビ<ADBE>が水準を切り下げたほか、ペリオン・ネットワーク<PERI>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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