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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 リッジアイ、くら寿司、ファーマF (10日大引け後 発表分)

リッジアイ <日足> 「株探」多機能チャートより

 6月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 リッジアイ <5572> [東証G]  ★今期経常を47%上方修正・2期ぶり最高益更新へ
 ◆24年7月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億0200万円→1億5000万円に47.1%上方修正。増益率が70.0%増→2.5倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。人工衛星データAI解析サービスの大型プロジェクトが順調に進捗し、売上高が計画を上回ることが寄与。社内エンジニアやコンサルタントの高稼働に伴う利益率の向上なども上振れに貢献する。

 くら寿司 <2695> [東証P]  ★今期経常を一転2.1倍増益に上方修正
 ◆24年10月期上期(23年11月-24年4月)の連結経常損益は59.9億円の黒字(前年同期は11.4億円の赤字)に浮上して着地。強みとするマグロやカニなど質の高い商品を中心にしたフェアを展開したほか、「ちいかわ」「名探偵コナン」とのコラボ企画の実施なども奏功し、売上高、経常利益はともに上期の過去最高を達成した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の28億円→60億円に2.1倍上方修正。従来の2.8%減益予想から一転して2.1倍増益見通しとなった。

 ファーマF <2929> [東証P]  ★8-4月期(3Q累計)経常は2倍増益・通期計画を超過
 ◆24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の32.2億円に急拡大して着地。サプリメントや化粧品の定期顧客件数が減少し売上高は落ち込んだものの、広告宣伝費の最適化によって採算は大きく改善した。
  通期計画の29億円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 日東網 <3524> [東証S]  ★前期経常を一転69%増益に上方修正
 ◆24年4月期の連結経常利益を従来予想の4億5000万円→8億3600万円に85.8%上方修正。従来の9.3%減益予想から一転して68.5%増益見通しとなった。円安の進行による為替差益の計上に加え、漁獲共済保険の受取金が発生したことなどが上振れの要因。

 トビラシステ <4441> [東証S]  ★上期経常は23%増益で上振れ着地
 ◆24年10月期上期(23年11月-24年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.8%増の4.3億円に伸び、従来予想の3.6億円を上回って着地。迷惑情報フィルタ事業で主力のモバイル向けフィルタの単価が上昇したほか、ビジネスフォン向けでは「トビラフォンBiz」「トビラフォンCloud」がともに成長を継続した。

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