【材料】C3・aiが決算受け大幅高 通期の売上高見通しが予想上回る=米国株個別
(NY時間10:19)(日本時間23:19)
C3・ai<AI> 26.58(+2.66 +11.12%)
AIアプリケーション開発のC3・ai<AI>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、25年度通期の売上高は予想を上回る見通しを示している。
AIの需要に支えられている。同社はユーザーのプロンプトに応じてテキストや画像を作成できる生成AIを搭載した製品を発表してきたが、顧客企業のAIに対する関心の高さから恩恵を受けている。しかし、道のりは険しい。同社もまた、サブスクベースのアプローチから、顧客が使用した分だけ支払う従課金ベースの価格設定に移行している。この変更により売上高は伸び悩んでいる。
アナリストは「今回の決算は実行と製品採用に関する懸念を鎮めるのに役立つだろう。しかし、成約件数は前四半期比で減少しており注意は必要だ」と述べている。「25年度通期の売上高見通しはコンセンサスを上回っているが、営業費用の増加も伴うと思われ、これは追加の営業・マーケティングイニシアティブによるものと考えられる」とも語った。
(2-4月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.30ドル)
・売上高:8660万ドル 20%増(予想:8440万ドル)
サブスクリプション:7990万ドル 40%増(予想:7210万ドル)
プロフェッショナルサービス:669万ドル 57%減(予想:1240万ドル)
(5-7月・第1四半期)
・売上高:8400~8900万ドル(予想:8610万ドル)
(25年度通期見通し)
・売上高:3.70~3.95億ドル(予想:3.67億ドル)
【企業概要】
顧客が大規模なエンタープライズAIアプリケーションをあらゆるインフラで迅速に開発・展開・運用するためのソフトウェアを提供する。大規模な言語モデル、強化学習、自然言語処理、およびAIプラットフォームの有用性を組み合わせた生成AI製品、コード不要の機械学習ソリューションも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
C3・ai<AI> 26.58(+2.66 +11.12%)
AIアプリケーション開発のC3・ai<AI>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、25年度通期の売上高は予想を上回る見通しを示している。
AIの需要に支えられている。同社はユーザーのプロンプトに応じてテキストや画像を作成できる生成AIを搭載した製品を発表してきたが、顧客企業のAIに対する関心の高さから恩恵を受けている。しかし、道のりは険しい。同社もまた、サブスクベースのアプローチから、顧客が使用した分だけ支払う従課金ベースの価格設定に移行している。この変更により売上高は伸び悩んでいる。
アナリストは「今回の決算は実行と製品採用に関する懸念を鎮めるのに役立つだろう。しかし、成約件数は前四半期比で減少しており注意は必要だ」と述べている。「25年度通期の売上高見通しはコンセンサスを上回っているが、営業費用の増加も伴うと思われ、これは追加の営業・マーケティングイニシアティブによるものと考えられる」とも語った。
(2-4月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.30ドル)
・売上高:8660万ドル 20%増(予想:8440万ドル)
サブスクリプション:7990万ドル 40%増(予想:7210万ドル)
プロフェッショナルサービス:669万ドル 57%減(予想:1240万ドル)
(5-7月・第1四半期)
・売上高:8400~8900万ドル(予想:8610万ドル)
(25年度通期見通し)
・売上高:3.70~3.95億ドル(予想:3.67億ドル)
【企業概要】
顧客が大規模なエンタープライズAIアプリケーションをあらゆるインフラで迅速に開発・展開・運用するためのソフトウェアを提供する。大規模な言語モデル、強化学習、自然言語処理、およびAIプラットフォームの有用性を組み合わせた生成AI製品、コード不要の機械学習ソリューションも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース