【材料】HPが決算受け大幅高 PCの販売が2年ぶり増加 AI向けPCへの期待=米国株個別
(NY時間09:38)(日本時間22:38)
HP<HPQ> 36.06(+3.26 +9.94%)
HP<HPQ>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。パーソナルシステム部門は増収となり好調だったものの、プリンティング部門は減収となった。ただ、ガイダンスでは第3四半期の1株利益の見通しが予想範囲内だったほか、通期の1株利益についても従来のレンジを縮小するに留めている。
PCの販売が2年ぶりに増加に転じた。PC市場はパンデミック初期に多くの消費者、企業、学校がノートPCを購入した後、過去2年間は歴史的な落ち込みを見せていた。今回はPC低迷の終わりを告げるもので、今後はマイクロソフト<MSFT>のウィンドウズ新バージョンやAIツールを扱うチップを搭載したハードウェア機器の発売で成長加速が期待されているようだ。
ロレスCEOは「AI向けPCは下半期に総出荷台数の約10%になる」と述べたほか、「25年と26年には出荷台数の約50%に達すると予想しており、財務上の影響はより大きくなる」とも付け加えた。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.82ドル(予想:0.81ドル)
・売上高:128.0億ドル 0.8%減(予想:126.0億ドル)
パーソナルシステム:84.3億ドル 3.1%増(予想:82.8億ドル)
プリンティング:43.7億ドル 7.8%減(予想:43.8億ドル)
・営業利益率(調整後):8.8%(予想:8.7%)
・FCF:5億ドル(予想:6.24億ドル)
・自社株買い:350万株
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.78~0.92ドル(予想:0.85ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.30~3.60ドル(従来:3.25~3.65ドル)(予想:3.42ドル)
・FCF:31~36億ドル(予想:31.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
HP<HPQ> 36.06(+3.26 +9.94%)
HP<HPQ>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。パーソナルシステム部門は増収となり好調だったものの、プリンティング部門は減収となった。ただ、ガイダンスでは第3四半期の1株利益の見通しが予想範囲内だったほか、通期の1株利益についても従来のレンジを縮小するに留めている。
PCの販売が2年ぶりに増加に転じた。PC市場はパンデミック初期に多くの消費者、企業、学校がノートPCを購入した後、過去2年間は歴史的な落ち込みを見せていた。今回はPC低迷の終わりを告げるもので、今後はマイクロソフト<MSFT>のウィンドウズ新バージョンやAIツールを扱うチップを搭載したハードウェア機器の発売で成長加速が期待されているようだ。
ロレスCEOは「AI向けPCは下半期に総出荷台数の約10%になる」と述べたほか、「25年と26年には出荷台数の約50%に達すると予想しており、財務上の影響はより大きくなる」とも付け加えた。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.82ドル(予想:0.81ドル)
・売上高:128.0億ドル 0.8%減(予想:126.0億ドル)
パーソナルシステム:84.3億ドル 3.1%増(予想:82.8億ドル)
プリンティング:43.7億ドル 7.8%減(予想:43.8億ドル)
・営業利益率(調整後):8.8%(予想:8.7%)
・FCF:5億ドル(予想:6.24億ドル)
・自社株買い:350万株
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.78~0.92ドル(予想:0.85ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.30~3.60ドル(従来:3.25~3.65ドル)(予想:3.42ドル)
・FCF:31~36億ドル(予想:31.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース