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【市況】米国株見通し:下げ渋りか、エヌビディア決算を注視

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時20分現在)

S&P500先物      5,346.00(+0.75)
ナスダック100先物  18,810.00(+10.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は4ドル高。米金利は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


21日の主要3指数は堅調。ナスダックとS&Pは続伸、ダウは66ドル高の39872ドルとプラスに浮上した。40000ドル突破の達成感による利益確定や持ち高調整の売りは一服し、買戻しが先行。一方、連邦準備制度理事会(FRB)当局者から引き締め的な金融政策の維持に前向きな見解が相次いだ。それを受け長期金利は下げ渋り、相場への下押し圧力に。22日のエヌビディアの決算発表を見極めようと、過度な売りは抑制された。


本日は下げ渋りか。引き締め的な金融政策を堅持したい金融当局者の見解から連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はタカ派的な内容が想定され、買いは入りづらい。長期金利が底堅く推移すれば、相場を圧迫する材料に。一方、エヌビディアの業績発表に思惑が広がり、ハイテクは売りづらい。好業績の場合、23日以降にハイテク関連への本格的な買戻しが予想される。また、消費関連の週内の決算発表も予定され、注目材料となろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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