【市況】東京株式(前引け)=前日比138円安、朝安後は下げ渋る展開に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、朝安後に下げ渋る展開。前日の米市場ではNYダウが下落したほか、半導体株などが値を下げ、ナスダック指数も下落した。引け後の決算発表を受け、アプライド・マテリアルズ<AMAT>の株価も時間外取引で値を下げたことも警戒された。このなか、日経平均株価は軟調なスタートとなり、下げ幅は一時380円を超えた。前日に急伸した反動もあり売り優勢の展開となったが、売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋った。銀行株や自動車株などが高い。
個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を上げ、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>が高い。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>もしっかり。東京電力ホールディングス<9501>や住石ホールディングス<1514>、日本製鋼所<5631>が買われた。半面、東京エレクトロン<8035>やソシオネクスト<6526>が安く、任天堂<7974>やキーエンス<6861>が軟調。ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS