【材料】アダストリアが全般安のなか堅調、25年2月期営業増益と増配見通しを好感
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ファッション需要の堅調な推移が見込まれるなか、WEBストアを含む新規出店を継続することが牽引する見通し。また、イトーヨーカ堂へのブランドプロデュース事業などBtoB事業の拡大や、商品単価の見直し継続、ASEAN生産の拡大なども寄与する見通しだ。なお、純利益は前期に計上した繰延税金資産の取り崩しの反動で127億円(同6.0%減)を見込む。
同時に発表した24年2月期決算は、売上高2755億9600万円(前の期比13.6%増)、営業利益180億1500万円(同56.4%増)、純利益135億1300万円(同79.2%増)だった。主力ブランドの「グローバルワーク」や「ニコアンド」、成長ブランドの「ラコレ」が全体を牽引したほか、高付加価値化による価格見直しも寄与した。
出所:MINKABU PRESS