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【市況】株価指数先物【昼】 売り一巡後は4万円水準での攻防


 日経225先物は11時30分時点、前日比140円安の3万9990円(-0.34%)前後で推移。寄り付きは3万9780円と、 シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万9800円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。ただし、直後に付けた3万9760円を安値に押し目待ち狙いとみられるロングが入り、中盤にかけて4万0060円まで下落幅を縮める場面も見られた。その後は4万円を挟んだ3万9950円~4万0050円辺りの狭いレンジ内での推移を継続している。

 日経225先物は、米国市場の流れを受けて売りが先行した。その後は下落して始まったアドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、SCREENホールディングス <7735> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角がプラスに転じるなか、ショートカバーを誘う格好になった面もありそうだ。引き続き4万円を下回る局面での押し目買い意欲の強さが確認されたことで、短期的なショートは仕掛けづらくなっただろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.67倍に低下した。14.70倍辺りで推移しているボリンジャーバンドの+1σを下回ってきており、いったんはNTショートを巻き戻す動きが意識されやすいと考えられる。

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