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【通貨】外為サマリー:日銀副総裁の発言待ちで一時147円90銭台に伸び悩む

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円06銭前後と前日の午後5時時点に比べて25銭程度のドル高・円安となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円18銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。早期の米利下げ観測が後退するなか、米長期金利の上昇がドル買いを促し、一時148円26銭まで上伸した。

 ただ、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開となっている。きょうは日銀の内田真一副総裁が講演と記者会見を行う予定となっており、政策正常化に向けた地ならしと捉えられる発言があるかどうかが注目されている。こうしたことから積極的に持ち高を傾ける動きは限られており、午前9時30分ごろには147円95銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0778ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円58銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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