【材料】<動意株・22日>(前引け)=北川鉄、Jテック・C、松屋R&D
北川鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
ジェイテックコーポレーション<3446>=5日線足場に戻り足鮮明。研究・実験施設向けに納入する超高精度X線ミラーで高実績を誇るほか、次世代半導体向けに同社の独自技術を生かして開発した半導体研磨装置などで実力を発揮、半導体関連株全般の物色人気に乗っている。特に同社の手掛ける超高精度X線ミラーはオランダの半導体露光装置トップメーカーASML<ASML>の次世代機向けで需要本格化に向けた期待を内包している。株式需給面では外資系証券による貸株市場を経由した空売りが高水準に溜まっており、その買い戻しが株価押し上げ要因となっているもようだ。
松屋アールアンドディ<7317>=大幅高で新値街道突入。自動縫製機の開発・製造のほか、エアバッグなどの自動車部品の製造・販売を手掛けている。足もとの業績は自動車生産回復を背景としたエアバッグなどの好調に加え、新生産ライン稼働などによる合理化効果が発現し会社側の想定を上回って推移している。前週末19日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの8億6000万円から11億円(前期比80%増)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が流入した。
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出所:MINKABU PRESS