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【市況】株価指数先物【昼】 25日線水準での底堅い値動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万3130円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは3万3200円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万3250円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。その後3万3280円まで買われた後に軟化し、中盤には3万3070円と下落に転じる場面も見られた。ただし、3万3000円接近では底堅さが意識されるなか、3万3100円~3万3200円辺りと、25日移動平均線を上回っての推移を継続している。

 日経225先物は、戻りの鈍さから下落に転じる場面も見られたが、ショートを仕掛ける動きも限られ、25日線水準での底堅い値動きを見せている。週末要因もあって積極的な売買が手控えられているほか、クリスマス休暇を控えて海外勢のフローも徐々に減ってきているようだ。もっとも、25日線水準での底堅さがみられるなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下した。ボリンジャーバンドの+2σを下回り、14.16倍に位置する+1σに接近してきたため、ここからはNTロングを意識したスタンスがとられそうだ。


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