【材料】unerry---1Q増収、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank(R)」基盤および利活用強化に注力
ウネリー <日足> 「株探」多機能チャートより
unerry<5034>は13日、2024年6月期第1四半期(23年7月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%増の4.90億円、営業損失が0.46億円(前年同期は0.30億円の損失)、経常損失が0.47億円(同0.34億円の損失)、四半期純損失が0.29億円(同0.30億円の損失)となった。
同社は、ミッションである「心地よい未来を、データとつくる。」の実現に向け、リアル行動ビッグデータの収集体制の拡充や解析精度の向上、サービス開発の推進など、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank(R)」の基盤及び利活用の強化に注力してきた。2023年8月14日、同社及び三菱食品<7451>は、両社の保有するデータ、技術、営業ネットワーク等を活用し、小売データ・位置情報・メディアを統合したプラットフォームの構築を通じたリテールメディアネットワーク事業を共同推進することを目的として資本業務提携をおこなった。また、東京都の「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」における「スマートサービス実装促進事業者」や「東京データプラットフォームケーススタディ事業」に採択されるなど、スマートシティ領域における活動も積極的に進めてきた。
2024年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比39.6%増の28.98億円、営業利益が同233.4%増の1.17億円、経常利益が同235.2%増の1.17億円、当期純利益が同599.4%増の0.65億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ