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【通貨】外為サマリー:149円40銭台で推移、日銀会合の結果待ち

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円42銭前後と前日の午後5時時点に比べて7銭程度のドル安・円高となっている。

 30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円10銭前後と前週末に比べて55銭程度のドル安・円高で取引を終えた。一部報道をきっかけに日銀の政策修正思惑が強まり、一時148円81銭まで軟化した。

 この日の東京市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相のなか149円台前半でスタート。市場では長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を再び修正するとの観測がある一方、マイナス金利解除などの本格的な政策変更には踏み切らないとの見方もあって結果を見極めたいとする向きが多いようだ。月末に伴うドル需要が意識され午前9時50分ごろには149円45銭をつけたものの、一段と上値を追う勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0611ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円55銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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