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【材料】住友化が急反落し年初来安値を更新、石化品需要減・設備減損計上で9月中間期赤字拡大へ

住友化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友化学<4005>が急反落し年初来安値を更新した。前週末27日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、最終赤字額が300億円から760億円に拡大したようだと発表した。前年同期は810億6300万円の黒字だった。メチオニン(飼料添加物)製造設備に関して収益予測の見直しを行い、帳簿価額全額の146億円を減損損失として計上する。赤字幅が拡大する見通しを示したことを嫌気した売りが膨らんだ。

 9月中間期の売上収益は1兆3700億円から1兆1870億円(前年同期比22.3%減)と計画を下回る格好となったようだ。石油化学品の需要減少や交易条件の悪化に加え、南米などで農薬の需要が弱含み、在庫削減に努めたことによる影響も出たという。

出所:MINKABU PRESS

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