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【材料】ディスコは続急落、10~12月期出荷額見通しは前四半期比5%減の751億円

ディスコ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ディスコ<6146>は続急落。19日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の決算発表にあわせ、第3四半期(10~12月)の業績見通しを開示した。第3四半期の売上高は755億円(前年同期比15%増)、営業利益は284億円(同17%増)と増収増益を計画する。一方、出荷額の見通しは751億円(前年同期比5%減)。前四半期(7~9月)比でも5%減となった。羽田R&Dセンターの建て替えに伴う約75億円の減損損失の計上により、10~12月期は最終減益を見込んでいることもあって、業況に対する慎重な見方が強まり、売りが膨らんだようだ。

 10~12月期の想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=150円に設定した。パワー半導体向けの装置を中心に高水準の出荷を見込むものの、量産用途の装置需要は依然低調との見通しを示している。

出所:MINKABU PRESS

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