【市況】アジア株　堅調目立つも中国本土株は小幅安

アジア株　堅調目立つも中国本土株は小幅安

　10日のアジア株式市場は香港ハンセン指数、韓国総合指数、豪ASXなど主要指数が日経同様にプラス圏推移と堅調地合い。中国本土株はマイナス圏推移もマイナス幅は比較的小さいものとなっている。

東京時間11:51現在
香港ハンセン指数　　 17742.01（+224.61　+1.28%）
中国上海総合指数　 3086.65（-10.27　-0.33%）
台湾加権指数　　　　 休場
韓国総合株価指数　 2432.10（+23.37　+0.97%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7051.10（+80.94　+1.16%）

　香港ハンセン指数は堅調。電子商取引、食品デリバリーなどの美団、ビール会社バドワイザーブリューイング、チャイナリソーシズビール、宝飾小売り周大福ジュエリーなどの買いが目立っている。海外輸送の東方海外国際が大幅安。

　上海総合は小幅安。資本財、ヘルスケアなどの売りが目立っている。輸送施設建設のチャイナレールウェイ、インフラ建設の中国交通建設、建設会社中国建築などが軟調。精密機器受託生産のフォックスコンも安い。時価総額の大きい貴州茅壷酒がプラス圏で全体を支える。自走車製造のセレスグループも強い。

　豪ASXは幅広い銘柄が買われ、主要11業種がすべてプラス圏。総合エネルギー会社のオリジンエナジーやリチウム探査採掘のピルバラミネラルズが大幅高。電話会社テレストラ、不動産会社グッドマングループなども強い。

出所：MINKABU PRESS