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【市況】株価指数先物【昼】 予想以上のリバウンドで-1σを上放れ


 日経225先物は11時30分時点、前日比740円高の3万1760円(+2.38%)前後で推移。寄り付きは3万1350円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1255円)にサヤ寄せする格好で買いが先行した。直後に付けた3万1330円を安値にリバウンド基調を強め、現物の寄り付き直後には節目の3万1500円を回復。さらにこれといった調整を見せずに上げ幅を広げると、終盤には3万1770円まで上げ幅を広げた。

 日経225先物は買い一巡後は次第に膠着感が強まるとみていたが、ほどなくしてボリンジャーバンドの-1σを上放れ、一段高となった。米金融引き締め長期化への警戒が和らぎ、長期金利の低下を受けてロングが強まった。地政学リスクについては、現段階ではエネルギー株や防衛関連株への物色に向かわせている。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.73倍と若干上昇した。一時13.68倍に低下する場面も見られたが、日経平均型の強いリバウンドにより、25日移動平均線水準での攻防となった。

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