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【通貨】外為サマリー:介入警戒感から一時149円30銭台に伸び悩む場面も

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円46銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭強のドル高・円安となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円63銭前後と前日に比べて55銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が2007年10月以来の高水準をつけるなか、日米金利差の拡大を背景としたドル買い・円売りが活発化し、一時149円71銭と約11カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。

 ただ、節目の150円に近づいたとあって日本の通貨当局による円買い介入が警戒されやすく、この日の東京市場のドル円相場は上昇一服。持ち高調整の動きなどから、朝方には149円30銭台に伸び悩む場面があった。その後は持ち直す動きとなっているが、月末・期末を控えた実需勢の動向などが気にされ149円台半ばでの推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0515ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=157円16銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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