市場ニュース

戻る
 

【通貨】英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英中銀は追加利上げの可能性


■弱含み、英国経済の見通しは引き続き不透明

今週のポンド・円は弱含み。英中央銀行による9月利上げの確率は低下したことから、リスク回避のポンド売り・円買いが観測された。原油高を好感したポンド買いも観測されたが、英国経済の見通しは引き続き不透明であり、ユーロ圏諸国の景気悪化の影響を受ける可能性があることもポンド買いを抑制する一因となった。取引レンジ:182円52銭-184円39銭。

■伸び悩みか、英中銀は追加利上げの可能性

来週のポンド・円は伸び悩みか。英中央銀行はインフレ高止まりを受け、9月21日開催の金融政策委員会(MPC)で追加利上げを行う可能性がある。ただ、9月で利上げ終了となる可能性が高まっており、ポンド買い一巡後は売りが強まりそうだ。また、英国経済の不透明感もポンド売りの支援材料に。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・21日:英中央銀行政策金利発表(現状:5.25%)

予想レンジ:181円00銭-185円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均