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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高受け上値指向続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 31日前引けの日経平均株価は前営業日比183円77銭高の3万2517円23銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億3793万株、売買代金概算は1兆3388億円。値上がり銘柄数は1272、対して値下がり銘柄数は471、変わらずは91銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが続いた。前日の米国株市場では追加利上げに対する警戒感が後退し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したことを受け、市場センチメントが強気に傾いた。自動車株や鉄道株などバリュー株中心に買いが目立つ。米株市場の地合いを引き継いで半導体関連も堅調な推移をみせ全体を押し上げている。日経平均は朝高後に伸び悩む場面もあったが、その後は再び買い戻され前場の高値圏で引けている。プライム市場の約7割の銘柄が上昇した。

 個別ではレーザーテック<6920>が堅調、売買代金2位に食い込んだトヨタ自動車<7203>も上昇した。アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソニーグループ<6758>などハイテクセクターの主力銘柄が買われているほか、三菱商事<8058>、オリエンタルランド<4661>なども高い。ダイコク電機<6430>はストップ高。半面、キーエンス<6861>が冴えず、三菱重工業<7011>も軟調。芝浦メカトロニクス<6590>も利食われた。サニーサイドアップグループ<2180>が急落、三菱製紙<3864>も安い。住友ファーマ<4506>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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