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【市況】アジア株 総じて上昇、上海株は大幅反落

東京時間18:12現在
香港ハンセン指数   17845.92(+54.91 +0.31%)
中国上海総合指数  3078.40(-41.93 -1.34%)
台湾加権指数     16576.90(+139.29 +0.85%)
韓国総合株価指数  2505.50(-10.24 -0.41%)
豪ASX200指数    7148.42(+26.81 +0.38%)
インドSENSEX30種  65440.30(+220.27 +0.34%)

 23日のアジア株は総じて上昇。米国株価指数先物が時間外取引で上昇していることなどから、アジア株は堅調に推移する市場が多く見られた。上海株は大幅反落。中国景気の先行き不透明感や不動産業界への懸念、中国からの資金流出への警戒感などから売りに押された。香港株は小幅続伸。中国経済への不透明感は根強いものの、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)など好決算銘柄がけん引役となった。
   
 上海総合指数は大幅反落。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、輸送インフラ建設会社の中国中鉄(チャイナ・レールウェイ・グループ)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が買われる一方で、不動産開発の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、小売会社のウールワース・グループ、銀行大手のウエストパック銀行が買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが売られた。

出所:MINKABU PRESS

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