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【特集】【今週読まれた記事】決算ピーク、個別物色活況でここから狙う“超バリュー”

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月5日から10日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 今週の日経平均株価は前週末比280円高の3万2473円で取引を終了。山の日の祝日前で取引日が少なく、更に7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見ムードの強い週となりました。10日は為替の円安進行や中国から日本への団体旅行解禁などを好感して高値引けとなりましたが、先週の下落を取り戻すには至っておらず雲行きは怪しいと言わざるを得ません。

 「今月中旬から9月初旬に向けてもう一段の下落局面がある」とみるのは、<相場観特集>で見通しを伺ったブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。鋭い観察眼と明快な物言いが人気の同氏ですが、以前から一貫して「いったん調整を入れてから年末にかけて高値を目指す展開」を予想しています。「来年も見据えた中長期トレンドは上向きなので、ここから下落局面があれば漸次買い下がっていく方針で対処したい」と戦略を指南。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

 先週の大幅安の原因として語られている“米国債の格下げ”について詳しく解説し、「今回の格下げにより米国債に対する信頼性が低下することなど考えられない」と指摘するのは、「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─フィッチショックは一過性、回復期待される東京市場!」の北浜氏。今回の下げは一過性との見方を示しました。北浜氏の記事は今週もランキング7位と不動の人気を誇っています。

 相場コラムは今週も大人気となっています。日系自動車メーカーのEV戦略から今後注目必至の銘柄を紹介した「【杉村富生の短期相場観測】 ─EVの"核"は『ギガキャスト』&『イーアクスル』」もトップ10入り。そのほか以下のすべてが上位入りしています。どの記事もお見逃しなく。

  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】改めて決算評価から見直しの動きへ
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「二番天井懸念、下値ポイントを注視」

  馬渕治好氏【下げ終了かそれとも? 夏相場後半戦の展望】(1) <相場観特集>
  佐藤正和氏【下げ終了かそれとも? 夏相場後半戦の展望】(2) <相場観特集>


 全体相場はやや不透明な状況ですが、今週ピークを迎えた4-6月期決算発表は内需系企業を中心に好調な内容が多く、ファンダメンタル面は良好と言えそうです。決算を材料とした個別株物色も活発で、売買代金は“夏枯れ”とは程遠い盛況が続いています。「超低PBR株の逆襲! 圧倒的に輝く『バリュー株スペシャル6選』 <株探トップ特集>」は、下げ相場のなかでも下値余地が限定的な低PBR株から、好実態で今後の株価上昇が期待できる6銘柄を厳選紹介。今週のアクセスランキング首位に輝きました。

 投資テーマ関連ではそのほか、災害級の猛暑に見舞われるなか改めて注目される「省エネルギー」の関連銘柄を取り上げた「真夏の大車輪『省エネ』関連、“猛暑+脱炭素”で出撃カウントダウン <株探トップ特集>」が上位入り。また、以下の記事もよく読まれています。

  社会基盤整備を急げ、地下インフラ「3D地図」化で浮上する妙味株7選 <株探トップ特集>
  「GX関連株」に再評価機運、脱炭素成長型経済でスパークする株 <株探トップ特集>


 今回の決算発表では、ピークとなった10日の発表は800社以上。この膨大な数を人の目で追うことは至難の業です。株探では14日までの集中期間中、特別態勢で記事を配信しています。この期間中は通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時15分と15時40分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる定番人気記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月07日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月08日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月09日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (08月10日)

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月4日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月7日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月8日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月9日発表分)

 また、その日の決算発表から“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信しています。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。

  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月7日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月8日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月9日版
  “好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月10日版


 スクリーニング特集では、7月31日から8月3日までの決算発表をまとめた「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕22社選出 <成長株特集>」が5位にランクイン。23年4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップしました。

 <割安株特集>では今週も高利回り銘柄特集が上位をキープ。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月9日版
  注目が高まる【REIT】高利回りベスト30 <割安株特集> 8月9日版
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 29社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、連続増益&低PBR 30社【スタンダード】編 <割安株特集>


 今週は3月15日から4月2日まで行った「個人投資家大調査-2023」のアンケート結果を分析した「上級者・勝つ人は ココが違う!~個人投資家大調査-2023年~」から、投資家への取材を基にした“ケーススタディ編”をプレミアム限定として3本配信しました。

 1記事目は“すご腕投資家”のケーススタディ編から「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 PGNさんの場合」の第1回「40万円→3億円→1000万円の激動から10億円にしたサラリーマン投資家」。今回は90年代から投資を始め、相場の荒波を幾度も乗り切ってきた億り人の“PGNさん(ハンドルネーム)”が登場。累積リターンはなんと10億円。ITバブルの崩壊で一時は億単位の資産を失うも、ビジネスの中身を吟味する投資スタイルに切り替えて大復活を遂げた投資家さんです。初回では“後戻りしない需要”“ブランド力”を重視した銘柄選びの視点を紹介します。

 第2回「昨年のダブスコ祭り、9月の暴落前に売り抜けて3億円を稼いだ必然とは」では、PGNさんの“手放せなくなるサービスや商品を提供している企業”を探すという視点から銘柄選びを行って、3億円ものリターンを掴んだトレードに注目。昨年急騰と急落を繰り返したWSCOPE<6619>株を例に、高値圏で売り抜けた秘訣や注視していた材料などを解説します。

 第3回「ソフトバンク絡みのイベントで全力集中買い、その成功の秘訣とは」では復活劇の足がけとなったイー・アクセス(上場廃止)でのトレードの詳細に迫りました。企業価値を冷静に見極め、資産を増加させていく過程を具体的なトレードとともに解説。苦い経験を糧に自身の投資スタイルを磨き上げ、再び億り人に返り咲いた秘訣を解き明かします。

 次回“PGNさん編”の最終回は週明け14日10時頃に配信予定です。乞うご期待。

 そのほか、株探プレミアム専用コラムは智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第118回「高配当狙い『ダウの犬』を改良、『東証に追われるセレブ犬』が吠える時」を配信。“ダウの犬”とは、NYダウ構成銘柄の中から、配当利回りの高い銘柄を選定し1年間保有し続けるという投資手法のこと。単に配当利回りが高い銘柄を選ぶことは株価が下落途中の可能性もありリスクも潜んでいますが、大川氏は東証プライム銘柄から選定した“東証の犬”銘柄に投資効率を高めるファクターを追加し、今後注目すべき候補銘柄を割り出しました。2ページ目に今回の分析を反映した具体的な銘柄リストとして掲載しています。

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