【材料】トラスコ中山は急伸し年初来高値を更新、今期業績・配当予想の上方修正が株価刺激
トラスコ中山 <日足> 「株探」多機能チャートより
今期の売上高はこれまでの予想を9億9900万円上回る2660億8000万円(同8.0%増)に見通しを引き上げた。半導体不足の緩和などにより製造業の景況感が改善に向かうなか、在庫商品を改定価格で販売した効果を織り込んだ。運賃荷造費や修繕費が当初の見込みを下回ったことも寄与する。同時に配当の基本方針の変更も発表。1株あたりの年間配当金が前期の水準を下回る場合、最終利益に減価償却費の最大1割を加算し、連結配当性向を25%として配当を行う方針を示した。
出所:MINKABU PRESS