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【通貨】NY外為:ドル買い強まる、米金利上昇、ADP雇用統計や入札規模引上げ、格下げで国債下落

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

NY外為市場ではドル買いが一段と強まった。朝方発表された7月ADP雇用統計が予想を上回ったほか、米財務省が入札規模を引上げ、さらに、格付け会社フィッチによる米国格下げで国債相場が下落し、金利が上昇。ドル買いに拍車がかかった。

格付け会社フィッチは米国の長期外貨建て発行体デフォルト格付(IDR)を巡り、AAAからAA+に一段階引き下げたと発表。また、見通しは「ウオッチネガティブ」から「安定的」へ変更した。

米10年債利回りは4.02%から4.075%まで上昇し10日来の高水準となった。

ドル・円は142円80銭から143円22銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0988ドルから1.0954ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2770ドルから1.2710ドルまで下落し6日来の安値を更新した。

《KY》

 提供:フィスコ

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