【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月23日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、6月19日の高値3万3772円が戻り高値になっているなら、本日の寄り付き値が下放れて始まって、弱気の流れを明確にする場面だったと考えられます。
昨晩、日経225先物が上昇した流れを映して、本日の寄り付き値は上放れて始まる公算です。
本日の上放れは、現在がまだ上昇の流れの途中であることを示唆する動きです。そのため、本日は再上昇を開始して3万3772円を超える動きになる可能性を考えておく必要があります。
本日に価格が下げる場合、寄り付き後すぐに下降を開始して、3万3000円の節目へ一気に下げると考えられるので、寄り付き後の価格が上昇するなら、高値を更新する可能性を考えておきます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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