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【特集】【今週読まれた記事】“大きな変化”、株高は長期上昇トレンドへ

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月27日から6月2日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 日経平均株価は8週続伸、前週末比607円高の3万1524円で今週の取引を終了。週末2日には海外株高を追い風に大幅高となり、終値で3万1500円台に乗せました。「目先の小さな相場のアヤは捨てて良いと思う。それほどの大きな上昇トレンドだ」と語るのは人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─半導体関連セクターにマトを絞る!」の杉村氏。年初からの上昇率は20%を超えており、利食い売りが出ることを念頭に置きながらも、「戦後の日本復興の契機になった朝鮮戦争(1950年6月勃発)に匹敵する」と、新東西冷戦構造に着目して際立った上昇トレンドを強調しています。杉村氏が注目するのは、やはり上昇の原動力になっている半導体関連。有望銘柄を複数挙げ、今週のアクセスランキング2位に輝きました。

 2年以上続けた日経平均2万5000円~3万円のレンジを上放れたことは「『大きな変化』を示唆したものと言える」と指摘するのは「富田隆弥の【CHART CLUB】 『ほしかったスピード調整』」の富田氏。月足チャートで5000円幅のレンジ移行を示現していることから「あの1989年の過去最高値『3万8957円』を視野に入れる展開も否めなくなってきた」と述べ、杉村氏と同様、中長期的に大きなトレンドの転換を果たしたとみています。

 さて、目下の関心事は、13~14日に行われるFOMCや15~16日に予定されている日銀金融政策決定会合など日米両国の金融政策の行方へとシフトしています。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は29日配信の<相場観特集>で「ここで日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)の解除もしくは許容幅拡大といった政策変更に踏み込まない限り、日経平均は3万2000円台乗せから更に上値を指向する展開となりそうだ。」と、全体相場の見通しを示しています。

 相場コラムは今週も多くの方に読まれ、すべての記事が上位ランキング入りとなりました。中国で新型コロナウイルスの再拡大が報じられたことで売りを浴びたインバウンド関連について“押し目買いチャンス”と指摘した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─上昇相場に乗り遅れた人にもチャンス!インバウンド関連の再浮上を狙う!」は3位を獲得。どの記事もお見逃しなく。

  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】インデックスに絡んだ商いで主力大型株主導の展開は継続
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】 ─堅調な推移が期待される東京市場、物色は半導体関連を軸に展開

  窪田朋一郎氏【強烈な上昇続く東京市場、天井はまだ先か】(1) <相場観特集>
  佐藤正和氏【強烈な上昇続く東京市場、天井はまだ先か】(2) <相場観特集>


 今週のアクセスランキング首位は、なんと「株探プレミアム」限定記事の「オリックス、イオン、KDDIが優待期待で残念さんのトップ3、では億り人は」となりました。3月15日から4月2日まで実施した「株探-個人投資家大調査」の結果に基づき、“億り人”“バガーさん”と“残念さん”の投資手法や銘柄選びなどにどのような違いがあるのかを徹底的に追求した分析シリーズの第8弾が見事首位を獲得しました。プレミアム未登録の方も分析の大半がご覧いただけますのでぜひお読みください。プレミアム会員限定の2ページ目以降には、成功者が挙げる“株主優待期待”銘柄のリストを掲載。“残念さん”のリストとは大きく違う結果となっており、この視点の違いを見るだけでも参考になるのではないでしょうか。

 株探プレミアム専用コラムはそのほか2記事を配信。「ゆる~いようで強い! 投資家女子の決め技 カブ娘とめ子さんの場合」の第1回「平均配当利回り5%、『投資家に再就職』の気迫でSVBショックも交わす」は、2019年に投資家デビューをした“カブ娘とめ子さん(ハンドルネーム)”の勝ち技に迫ります。子育てもこなしつつ、“高配当重視”で選んだ銘柄で含み益1200万円&年間配当150万円を手にしています。初回は3月に相場を襲った“SVBショック”を乗り切ったエピソードを中心に、カブ娘さんの銘柄選別のポイントを紹介していきます。

 3記事目「ゆる~いようで強い! 投資家女子の決め技 カブ娘とめ子さんの場合-最終回」、「安定配当重視のスタイルに『1日信用取引』を加えるワケ」では、足もとでチャレンジ中の信用取引も活用した短期トレードに注目。短期の投資では一度痛い目を見たカブ娘さんですが、テニスで培った“勝ちをもぎ取る作法”を胸に、着実なスキルアップを図っています。最終回では300万円もの資金を溶かす大ヤラレから学んだ教訓とともに、それでも挑戦と変化を止めない理由について紹介します。

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 銘柄スクリーニング記事では、23年3月期に経常利益ベースで“過去最高益”を達成し、更に24年3月期も成長継続を見込む企業をリストアップした【連続最高益】シリーズが人気を集めています。

  今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第2弾〕28社選出 <成長株特集>
  今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第3弾〕33社選出 <成長株特集>
  今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第4弾〕31社選出 <成長株特集>

 先週配信した〔第2弾〕は2週連続のランクイン、〔第4弾〕は週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位入りとなっています。<割安株特集>では「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月31日版」が11位と、あと一歩でトップテン入りの人気となりました。「10万円以下で買える」シリーズも上位ランキング入り。銘柄選択の参考になさってください。

10万円以下で買える、増収増益&低PBR 32社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、増収増益&低PBR 31社【スタンダード】編 <割安株特集>


 投資テーマ関連では、電気自動車(EV)普及を加速させる次世代パワー半導体「SiCパワー半導体」の解説・関連銘柄を紹介した「EVシフトで飛躍ステージ到来、『SiCパワー半導体』関連株を徹底追跡 <株探トップ特集>」がトップ10入り。一口に半導体といっても様々な用途・製品がありますが、日本のパワー半導体は世界シェアでも上位に位置する製品として注目を集めています。

 半導体関連が動意づく主な理由となっている「ChatGPT」を始めとする“生成AI”についても、引き続き大きな関心が寄せられています。先週配信した「需要爆発『生成AI』、半導体セクターで活躍期待の銘柄をロックオン <株探トップ特集>」が2週連続の上位ランキング入りとなったほか、「『人工知能』が3位、エヌビディア効果で注目度急上昇<注目テーマ>」も多くのアクセスを集め上位ランクイン。この分野は技術の進歩が速く、毎週のように驚くような発表があるため、常に目を光らせておきたいところです。

 そのほか、以下の記事も上位入りとなりました。

  奮起する大阪関連株、「万博」「カジノ」タイガース快進撃で熱風に舞う <株探トップ特集>
  盛夏到来前の仕込み局面、防災意識の「国土強靱化・猛暑」関連株総ざらい <株探トップ特集>
  復活する「音楽フェス」関連株、4年ぶりフル開催・規模拡大で熱視線 <株探トップ特集>
  産業DXで普及加速へ、「デジタルツイン」活躍期待の銘柄を追え <株探トップ特集>


 テクニカルアナリスト・横山利香さんによる投資初心者・中級者向け「株探」活用講座の第38回「決算発表でよさそうな銘柄のあたりをつけて探してみよう!」が公開されました。今回は“PTSランキング”サービスを活用した決算発表シーズンにおける効率的な銘柄選別術を横山さんがレクチャー。有望そうな銘柄を絞り込んだ後は、PTSランキングや「本日のサプライズ決算」と比較することで市場の評価と自分の感覚の擦り合わせを行うことが重要です。この記事を参考に、どのような銘柄が選ばれるのか、瞬時に判断する力を磨いておきましょう!


 引け後の材料をまとめてチェックできる株探の看板記事「明日の好悪材料」は、今週もすべて上位にランクインしています。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月26日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月30日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月31日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (6月1日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月30日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月31日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (06月02日)
  ※6月1日は「該当なし」

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