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【市況】30日の株式相場見通し=一進一退か、米株休場で手掛かり材料難

 30日の東京株式市場は、前日終値近辺で一進一退の展開か。前日の米国株市場がメモリアルデーの休日に伴い休場であったことで手掛かり材料難が意識されやすく、日経平均はここ最近急速に上値を追っていたこともあり、スピード警戒感からの売り圧力が顕在化する可能性がある。しかし、引き続き海外投資家の根強い実需買いが入ることが予想され、下値抵抗力も発揮、比較的狭いゾーンでのもみ合いとなりそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開ながら、独DAXや仏CAC40など主要国の株価指数が軟調な値動きを示した。また、外国為替市場では円が買い戻され、やや円高方向に押し戻されていることは、輸出セクター中心に向かい風となることも予想される。日経平均は3万1000円近辺で売り買いを交錯させる展開が想定されるが、半導体関連株の値動きが全体相場の方向性に大きく影響を与えそうだ。

 日程面では、きょうは4月の有効求人倍率、4月の失業率、4月の建機出荷など。海外では、3月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、3月のFHFA住宅価格指数、5月の米消費者信頼感指数など。

出所:MINKABU PRESS

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