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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、バブル後高値に肉薄する場面も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比440円05銭高の3万533円64銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億7311万株、売買代金概算は2兆988億円。値上がり銘柄数は887、対して値下がり銘柄数は866、変わらずは82銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが400ドルを超える上昇を示すなどリスクオンの流れが強まったことで、主力株を中心に買いが集中した。先物を絡めたインデックス買いで日経平均は一時3万670円近辺まで上昇し、21年9月のバブル後の最高値を目前に捉える場面があった。売買代金も急増、前引け時点で2兆円台に乗せている。特に大型株への資金流入が活発で、売買代金上位の銘柄群は軒並み高い一方、中小型株は軟調な銘柄も多い。プライム市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。

 個別ではきょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテック<6920>が大きく買い優勢となったほか、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など大商いで株価を急伸させている。ソニーグループ<6758>が高く、キーエンス<6861>も値を上げた。また、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も物色人気。クオールホールディングス<3034>が値上がり率トップに買われ、フェイスネットワーク<3489>も値を飛ばしている。半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、東京電力ホールディングス<9501>も売りに押された。JR東海<9022>なども軟調。ギフティ<4449>が急落、ひらまつ<2764>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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