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【材料】メイホーホールディングス---3Qは2ケタ増収・経常利益まで2ケタ増益、介護事業を除き2ケタ増収に

メイホーHD <日足> 「株探」多機能チャートより

メイホーホールディングス<7369>は15日、2023年6月期第3四半期(22年7月-22年3月) 連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.3%増の58.02億円、営業利益が同16.0%増の5.46億円、経常利益が同12.7%増の5.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.5%増の3.13億円となった。

建設関連サービス事業の売上高は前年同期比24.3%増の30.42億円、セグメント利益は同33.7%増の6.18億円となった。年度末を迎え、セグメント各社において受注残高の消化が進むとともに、一部業務において契約額の増額変更があったこと、ノース技研(2021年10月グループ加入)、安芸建設コンサルタント(2022年7月グループ加入)の売上が寄与した。受注高については、同81.2%増の26.26億円になり、受注残高は同62.2%増の14.87億円となった。

人材関連サービス事業の売上高は前年同期比12.1%増の9.76億円、セグメント利益は同16.7%減の0.84億円となった。人材派遣事業における稼働人数の増加並びに2023年1月に実施した事業譲受に伴う売上増が寄与した。

建設事業の売上高は前年同期比22.2%増の12.78億円、 セグメント利益は同12.7%減の1.40億円となった。有坂建設(2021年10月グループ加入)、三川土建(2023年1月グループ加入)の売上が寄与した。一方、前年同期の反動減によるもののほか、一部工事の着工遅れや工期の延長、三川土建の株式取得によるのれん償却費の増加があった。受注高については、同74.9%増の16.07億円になり、受注残高は同111.9%増の9.64億円となった。

介護事業の売上高は同8.7%増の5.15億円、セグメント利益は同7.9%減の0.64億円となった。利用者が戻りつつあるとともに、アルト介護センターえみふる(2022年1月事業譲受)の売上が寄与した。

2023年6月期通期については、売上高が前期比19.4%増の73.00億円、営業利益が同3.7%減の3.30億円、経常利益が同14.3%減の3.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.1%減の1.50億円とする、2月14日発表の修正予想を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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