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【市況】東京株式(前引け)=続伸、NYダウ下げ止まりリスク選好継続

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 16日前引けの日経平均株価は前営業日比202円37銭高の2万9828円71銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億3159万株、売買代金概算は1兆7756億円。値上がり銘柄数は845、対して値下がり銘柄数は898、変わらずは87銘柄だった。

 前日の米国株市場では、債務上限問題に対する過度な不安心理が後退しNYダウが下げ止まった。これを受け、きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが続いた。日経平均株価は続伸、一時2万9890円まで上値を伸ばしフシ目の3万円大台まであと100円あまりに迫る場面があった。その後は目先スピード警戒感からの利益確定売りに押されたが、2万9800円台をキープして前場の取引を終えている。半導体関連株が総じて高く全体相場を押し上げている。ただ個別株は売り買いが錯綜し、値下がり銘柄数が値上がりを上回った。

 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が買われているほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>が上昇、キーエンス<6861>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が強い動き。リクルートホールディングス<6098>も高い。コプロ・ホールディングス<7059>、円谷フィールズホールディングス<2767>が急騰した。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調、日本郵船<9101>も売りに押された。ソニーグループ<6758>も安いほか、コニカミノルタ<4902>の下げが目立つ。河西工業<7256>が急落、ティラド<7236>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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