【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、防衛関連株などを中心にリスクオン鮮明

きょう前場の東京株式市場はリスクオンの地合いとなり、日経平均株価は一時500円超の上昇をみせる場面もあった。前週末の欧州株市場がほぼ全面高に買われたほか、米国株市場でもつなぎ予算の成立を好感する形で幅広い銘柄が買い戻され、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われた。東京市場でもこの流れを引き継いでいる。特に防衛関連株への買いが際立つ。また、内需では不動産株などにも投資資金が流入している。プライム市場全体の7割の銘柄が上昇した。
個別では断トツの売買代金をこなした三菱重工業<7011>が値上がり率でもトップとなる異彩人気で上場来高値を更新した。このほか川崎重工業<7012>、IHI<7013>なども活況高。アドバンテスト<6857>も上値を追った。キオクシアホールディングス<285A>も大幅高。三菱地所<8802>も高い。半面、ディスコ<6146>が売りに押され、フジクラ<5803>も下値を試した。リクルートホールディングス<6098>の下げも目立つ。ポールトゥウィンホールディングス<3657>、Macbee Planet<7095>などが急落、ツガミ<6101>も大幅安。
出所:MINKABU PRESS