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【材料】ビルが決算受け大幅高 アナリストからも肯定的な見方=米国株個別

 クラウドベースでの中小企業向け決済システムを手掛けるビル<BILL>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益を上方修正している。

 アナリストも肯定的な見方をしており、強力な売上高を指摘。「不安定なマクロ環境下でのファンダメンタルズの見え方について、多くの投資家が不安を感じていた中での、今回の結果は安心材料となった」と述べた。

 また、「ポイントとしては、取扱量の伸びが安定し、同社のプラットフォームであるDIVVYの成長が堅調に推移したこと、そして、顧客の伸びも堅調であったことなどが挙げられる」とも述べた。

(1-3月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.50ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:2.73億ドル(予想:2.47億ドル)
・決済取扱額:6370億ドル(予想:5775億ドル)
・顧客数:45万5300件(予想:19万2877社)

(4-6月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.39~0.41ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:2.77~2.80億ドル(予想:2.68億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.46~1.48ドル(従来:0.99~1.05ドル)(予想:1.05ドル)
・売上高:10.4億ドル(従来:9.99~10.1億ドル)(予想:10.1億ドル)

(NY時間10:46)
ビル<BILL> 94.57(+14.66 +18.34%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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