市場ニュース

戻る
 

【材料】カーバナが決算受け大幅高 第2四半期のEBITDAの黒字を予想=米国株個別

 オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど膨まなかったほか、売上高も予想を上回った。販売台数も予想を上回り、中古車1台当たり粗利益も予想を上回った。同社は第2四半期について、EBITDAの黒字を予想しているほか、在庫規模も安定し始めるとの見通しを示した。

 今回の決算を受けてアナリストは、「同社が瀬戸際から戻ってきた。コスト削減と在庫管理の強化がキャッシュフローを押し上げている」と指摘。「同社は財務健全性に関する懸念が続いていることから、気の弱い投資家には向かない銘柄ではあるが、懐疑的な人も、第1四半期の好決算には同意するだろう」とも語った。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.51ドル(予想:-1.96ドル)
・売上高:26.1億ドル(予想:25.6億ドル)
・中古車販売台数:7万9240台(予想:7万7335台)
・卸売販売台数:3万5110台(予想:3万8870台)
・中古車1台当たり粗利益:1388ドル(予想:1357ドル)

(NY時間09:44)
カーバナ<CVNA> 9.65(+2.45 +34.04%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均