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【市況】日経平均は212円高、日銀の大規模緩和維持で安心感も上値は重い展開

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は212円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、キッコーマン<2801>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>などがプラス寄与上位となっており、一方、信越化<4063>、第一三共<4568>、豊田通商<8015>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、電気・ガス業、パルプ・紙、機械、輸送用機器、その他金融業が値上がり率上位、銀行業、海運業、化学、鉄鋼が値下がりしている。

日経平均は上げ幅を拡大したが上値は重い。日銀が金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を維持することを決めたことを受け、市場では買い安心感が広がっている。一方、日経平均が高値圏にあることから上値では利益確定売りが出やすく、また、国内大型連休中となる5月2-3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感もあり、積極的な買いを手控える向きもあるようだ。

《SK》

 提供:フィスコ

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