【市況】【市場反応】米3月景気先行指数/中古住宅販売件数、予想下回りドル続落
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米3月中古住宅販売件数は前月比―2.4%の444万戸と予想以上に減少した。同時刻に発表された同月景気先行指数は前月比-1.2%と、12カ月連続のマイナスとなった。また、過去最低となったパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低。
予想を下回った結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が後退し、金利低下に伴うドル売りが継続。10年債利回りは3.52%まで低下し、14日来の低水準となった。
ドル・円は134円80銭付近から134円04銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0934ドルから1.0989ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2405ドルの安値から1.2467ドルまで上昇。
【経済指標】・米・3月景気先行指数:前月比-1.2%(予想:-0.7%、2月:-0.5%←-0.3%)・米・3月中古住宅販売件数:444万戸(予想:450万戸、2月:455万戸←458万戸)
《KY》
提供:フィスコ