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【市況】東京株式(前引け)=反落、目先上昇一服ムードに

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比68円43銭安の2万8590円40銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は4億3715万株、売買代金概算は1兆1118億円。値上がり銘柄数は466、対して値下がり銘柄数は1255、変わらずは113銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方からやや売り優勢の展開で日経平均はマイナス圏で推移した。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合株価指数が上昇一服となったことで、東京市場でも足もと利食い圧力が意識される展開に。日経平均は前日まで8日連続上昇しており、スピード警戒感から買いが手控えられている。一方、下値を売り込む動きも限定的で、2万8600円近辺で売り物をこなした。個別では値下がり銘柄数が1250あまりに及び、プライム市場全体の7割近い銘柄が安くなった。

 個別ではレーザーテック<6920>が軟調なほか、キーエンス<6861>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098>が冴えず、ニデック<6594>も安い。Orchestra Holdings<6533>、広済堂ホールディングス<7868>が大幅安、新日本科学<2395>の下げも目立つ。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、ソシオネクスト<6526>は上値追い。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>も堅調。パンチ工業<6165>が大幅高、ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>、エコナックホールディングス<3521>なども買われた。

出所:MINKABU PRESS

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