【材料】東レが後場に売られる、機能化成品などの下振れで今期は一転最終減益の見通し
東レ <日足> 「株探」多機能チャートより
売上収益は2兆6000億円から2兆5100億円(同12.6%増)に見通しを引き下げた。繊維事業では衣料用で原糸原綿の市況悪化を見込むほか、産業用も需要低迷が継続する見通し。機能化成品部門では樹脂事業においてABS樹脂で数量・スプレッドの回復遅れを見込む。フィルム事業では光学・電子部品での需要の減速が拡大、長期化しているほか、電子情報材料事業でもスマートフォンなどの需要回復が大幅に遅れると想定。これらの要因を業績予想に織り込んだ。
出所:MINKABU PRESS