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【市況】アジア株 インド株は大幅続落、昨年10月以来の安値 米空売り投資家がアダニ氏を「詐欺師」とし告発

アジア株 インド株は大幅続落、昨年10月以来の安値 米空売り投資家がアダニ氏を「詐欺師」とし告発

東京時間14:12現在
香港ハンセン指数   22562.54(-4.24 -0.02%)
中国上海総合指数  3264.81(休場)
台湾加権指数     14932.93(休場)
韓国総合株価指数  2485.88(+17.23 +0.70%)
豪ASX200指数    7484.20(+15.90 +0.21%)
インドSENSEX30種  59454.78(-750.28 -1.25%)

アジア株はまちまち。

韓国と豪州株は上昇。中国景気回復期待の買いが続いている。韓国株は昨年12月1日以来、豪州株は昨年4月以来の高値をつけている。

香港株は前営業日終値を挟んで推移。春節の消費回復期待の買いが続いているものの、約10カ月ぶり高値圏にあることから、週末を前に利益確定の売りも出ている。カジノ運営会社のサンズチャイナは2.2%高と続伸。春節の連休中にマカオに15万人余りの人が殺到しているもよう。カジノやホテル、高級ブランド店、レストランなど幅広い範囲での消費回復が予想される。
半導体受注生産大手のSMICは1.2%安。日本とオランダが米国の対中半導体規制に参加する方向だとの報道が懸念されているもよう。

インド株は大幅続落、昨年10月以来の安値をつけている。中国景気回復期待から、海外勢がインド株式市場から魅力的な香港や中国などほかのアジア市場に資金を移しているとの声が聞かれる。また、物言う投資家として空売りを仕掛ける米投資調査会社ヒンデンブルグリサーチ創業者のアンダーソン氏が、複合企業のアダニグループの不正会計についてのレポートを発表。同社のアダニ会長を「詐欺師」として告発したことで、アダニグループの株価が急落していることも懸念されている。アダニ氏は世界長者番付4位。

出所:MINKABU PRESS

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