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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 一時2万5920円まで買われるも、テクニカル面での抵抗線は超えられず


 日経225先物は11時30分時点、前日比180円高の2万5790円(+0.70%)前後で推移。寄り付きは2万5890円とシカゴ日経平均先物清算値(2万5825円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。買い一巡後は2万5770円辺りまで上げ幅を縮めたが、前場半ばにかけてリバウンド基調を強めており、一時2万5920円まで買われた。ただし、テクニカル面での抵抗線として意識されている5日移動平均線を超えられず、終盤にかけては上げ幅を縮めた。

 日経225先物は米国市場でのハイテク株主導の上昇の流れを引き継ぐ形で買い先行で始まった。東京エレクトロン <8035> [東証P]が1銘柄で日経平均株価を50円ほど押し上げているものの、ファーストリテイリング <9983> [東証P]やソフトバンクグループ <9984> [東証P]などが買い一巡後にこう着感を強めているため、テクニカル面での抵抗線突破は仕掛けづらいところであろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時13.86倍に上昇した。その後は上げ幅を縮めているが、5日線が位置する13.78倍辺りをサポートに変えてくるようだと、NTショートの巻き戻しを狙ったNTロングが入りやすいだろう。

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