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【材料】ゲンダイは2年9カ月ぶりの高値形成、スマパチ・スマスロ関連株の物色人気広がる

ゲンダイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 パチンコ店の広告取り扱いトップのゲンダイエージェンシー<2411>が一時6.5%高の378円まで買われる人気となったほか、円谷フィールズホールディングス<2767>、ユークス<4334>、SANKYO<6417>、マースグループホールディングス<6419>、マミヤ・オーピー<7991>などパチンコ関連株が軒並み高に買われている。

 今年11月21日からメダルを使わないスマートパチスロ(スマスロ)が導入されたが、新機種への入れ替えが急速に進んでおり、遊技機メーカーや宣伝などを手掛ける周辺企業に恩恵が及んでいる。更に来年3月には出玉に触ることがなくなるスマートパチンコ(スマパチ)が導入される見通しで、関連企業にとっては追い風が一段と強まることになる。関連株は既に大きく動意している銘柄が多いが、そのなか株価低位で出遅れ感があったゲンダイにもにわかに投資資金の流入が加速した。きょうは9月21日につけた年初来高値365円を大陽線で上抜けており、時価は20年3月以来約2年9カ月ぶりの高値圏に浮上している。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年12月30日 13時38分

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