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【材料】トヨタ、ホンダなど自動車株が軟調、1ドル=134円台の円高進行を嫌気

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が下値模索の動きを続けている。米10年債利回りが前週末に終値ベースで3.5%台を下回るなど低下傾向を鮮明とする一方、国内では黒田日銀総裁の後を引き継ぐ次期日銀総裁が大規模金融緩和策の方針転換を行うとの思惑もあり、日米金利差縮小の流れが改めて意識されている。これを背景に外国為替市場ではドル売りの動きが強まっており、足もとでは1ドル=134円台前半まで円高が進行している。自動車セクターは輸出株のなかでもとりわけ為替感応度が高く、収益面でネガティブ要因となりやすい。トヨタ、ホンダともに23年3月期の想定為替レートは1ドル=135円に設定されており、実勢はその水準をついに下回ってきた。

出所:MINKABU PRESS

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