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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:Aバランス、KPPGHD、サン電子

Aバランス <日足> 「株探」多機能チャートより
■Abalance <3856>  2,826円  +481 円 (+20.5%)  11:30現在
 Abalance<3856>がカイ気配スタートで5連騰、一気に上げ足を加速している。前日は大幅高で9月28日につけた高値2360円を上抜き、約1カ月半ぶりに年初来高値を更新したが、きょうは新値圏でマドを開け値を飛ばす展開となっている。14日取引終了後に23年6月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の29億円から41億5000万円(前期比2.4倍)に大幅増額した。従来計画時点で過去最高利益更新見通しにあったが、それを更に大きく上乗せする形となった。これが株価を強く刺激している。また、同日に同社の連結対象子会社であるWWBと日本光触媒センターが、持分法適用関連会社である明治機械<6334>と業務提携することも発表しており、物色人気を増幅している。

■KPPGHD <9274>  957円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 KPPグループホールディングス<9274>がストップ高まで買われ、上場来高値を更新した。同社は14日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の120億円から210億円(前期比2.2倍)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も従来の5900億円から6500億円(同15.4%増)に上方修正。欧州のペーパー事業が数次にわたる価格修正などを背景に、売り上げが伸長していることが主な要因だとしている。また、あわせて期末配当を従来計画比3円増額の11円(前期は9円)にすることも公表。これにより、中間配当9円をあわせた年間配当は20円(同14円)となる。

■プロジェクトカンパニー <9246>  7,610円  +1,000 円 (+15.1%) ストップ高   11:30現在
 14日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が92%増益で着地・7-9月期も2.2倍増益」が好感された。
 プロジェクトカンパニー <9246> [東証G] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比91.9%増の6.8億円に拡大し、通期計画の9億円に対する進捗率は76.1%に達し、さらに前年同期の71.1%も上回った。
  ⇒⇒プロジェクトカンパニーの詳しい業績推移表を見る

■PAコンサル <4071>  2,859円  +336 円 (+13.3%)  11:30現在
 プラスアルファ・コンサルティング<4071>が急騰、一時19%高と異彩の上げ足で3000円大台乗せ、ストップ高まであと20円あまりまで肉薄する場面があった。ビッグデータ分析に強みを持ち、可視化を売り物としたクラウドサービスを展開する。大企業を中心に顧客獲得が進み、業績は絶好調に推移している。14日取引終了後に発表した22年9月期決算は営業利益が前の期比26%増の26億6300万円と大幅な伸びで過去最高を更新したが、続く23年9月期も前期比28%増の34億円を予想しており、大幅ピーク利益更新基調が継続する見通しにある。前期年間配当は従来計画の8円に1円上乗せし9円としたほか、今期は更に4円増配の13円を計画している。

■サン電子 <6736>  2,105円  +236 円 (+12.6%)  11:30現在
 サン電子<6736>が急騰。14日取引終了後に発表した自社株買いを材料視した買いが集まった。同社は取得総数150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.25%)、取得総額37億5000万円を上限に、11月15日から23年11月14日の間、東京証券取引所における市場買付けにより自社株買いを実施する。あわせて23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算も発表。売上高は前年同期比35.6%増の211億9500万円、最終利益は同6.4倍の64億1400万円だった。モバイルデータソリューション事業の受注が堅調だった。同事業で研究開発費や販管費が増加したことで営業損失となったものの、デリバティブ評価益や為替差益の計上が寄与した。

■オープンハウスグループ <3288>  6,330円  +660 円 (+11.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 14日に決算を発表。「今期経常は7%増で11期連続最高益、25円増配へ」が好感された。
 オープンハウスグループ <3288> [東証P] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年9月期の連結経常利益は前の期比24.2%増の1211億円になり、23年9月期も前期比7.3%増の1300億円に伸びを見込み、11期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。11期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒オープンハウスグループの詳しい業績推移表を見る

■メドピア <6095>  1,718円  +179 円 (+11.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 14日に決算を発表。「今期経常は37%増益へ」が好感された。
 メドピア <6095> [東証P] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年9月期の連結経常利益は前の期比38.6%減の11.1億円に落ち込んだが、23年9月期は前期比37.5%増の15.3億円にV字回復する見通しとなった。7期連続増収になる。
  ⇒⇒メドピアの詳しい業績推移表を見る

■Appier <4180>  1,647円  +167 円 (+11.3%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期最終を赤字縮小に上方修正」が好感された。
 Appier Group <4180> [東証G] が11月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は2億8900万円の赤字(前年同期は10億6800万円の赤字)に赤字幅が縮小した。併せて、通期の同損益を従来予想の2億8700万円の赤字→2億8500万円の赤字(前期は11億7900万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒Appierの詳しい業績推移表を見る

■フェローテク <6890>  3,105円  +298 円 (+10.6%)  11:30現在
 フェローテックホールディングス<6890>が反発している。14日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を1950億円から2000億円(前期比49.5%増)へ、純利益を200億円から240億円(同10.0%減)へ引き上げており、これが好感されている。円安に伴う為替差益が寄与する見込み。あわせて、年間配当予想を70円から100円(前期50円)に増額した。同時に発表した4~9月期決算は、売上高が975億500万円(前年同期比63.0%増)、純利益が159億7900万円(同7.4%減)だった。

■オプティム <3694>  1,110円  +103 円 (+10.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 14日に決算を発表。「7-9月期(2Q)最終は25%増益」が好感された。
 オプティム <3694> [東証P] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比6.6%減の2.9億円に減り、通期計画の9.4億円に対する進捗率は31.5%となり、5年平均の31.0%とほぼ同水準だった。
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■サンドラッグ <9989>  3,605円  +260 円 (+7.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 14日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は13%増益」が好感された。
 サンドラッグ <9989> [東証P] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.9%増の187億円となり、従来の1.3%減益予想から一転して増益で着地。
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■ユニバーサル <6425>  2,225円  +153 円 (+7.4%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「非開示だった今期経常は黒字浮上へ」が好感された。
 ユニバーサルエンターテインメント <6425> [東証S] が11月14日大引け後(15:45)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は134億円の黒字(前年同期は87.6億円の赤字)に浮上して着地した。
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■ジーエヌアイグループ <2160>  1,588円  +108 円 (+7.3%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期最終を一転14%増益に上方修正」が好感された。
 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G] が11月14日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比16.8%減の10.7億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の9.6億円→12.1億円(前期は10.6億円)に26.6%上方修正し、一転して14.2%増益見通しとなった。
  ⇒⇒ジーエヌアイグループの詳しい業績推移表を見る

■ホットランド <3196>  1,468円  +89 円 (+6.5%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常を71%上方修正」が好感された。
 ホットランド <3196> [東証P] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比9.0%減の24.7億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の17.5億円→30億円(前期は36億円)に71.4%上方修正し、減益率が51.4%減→16.7%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒ホットランドの詳しい業績推移表を見る

■壽屋 <7809>  9,760円  +1,500 円 (+18.2%) ストップ高   11:30現在
 壽屋<7809>は買い人気集中。フィギュアやプラモデルの企画・製造・販売を一括して手掛けており、版権獲得力への評価が高く、自社IPによる製品開発にも傾注している。VR技術を活用してバーチャル空間で快適な生活を送るためのアバターを開発し、メタバース分野への布石も進めている。足もとの業績も好調で、14日取引終了後に発表した23年6月期第1四半期(22年7~9月)決算は営業利益が前年同期比48%増の9億2600万円と急増した。会社側通期計画の18億円に対する進捗率は既に50%を超えており、これをサプライズ視した投資マネーが一気に流れ込んだ。今月10日に9400円の上場来高値を形成したが、きょうはカイ気配のままここを突き抜け青空圏に突入した。

■ネオマーケティング <4196>  1,095円  +150 円 (+15.9%) ストップ高   11:30現在
 ネオマーケティング<4196>がストップ高の1095円に買われている。14日の取引終了後、上限を7万5000株(発行済み株数の2.98%)、または7000万円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は22年11月15日から23年3月31日までで、機動的な資本政策を遂行することで資本効率の向上を図ることが目的としている。また、同時に発表した23年9月期連結業績予想で、売上高25億円(前期比11.1%増)、営業利益3億円(同7.0%増)、最終利益2億円(黒字転換)と増収、営業増益を見込むことも好材料視されている。引き続き独自開発の「マーケティングフレームワーク4K」に基づいてクロスセル・アップセルの提案活動を実行し、顧客1社あたりの売り上げ・顧客単価の向上を図り増収増益を見込む。

●ストップ高銘柄
 中央化学 <7895>  406円  +80 円 (+24.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 きちりホールディングス <3082>  469円  +80 円 (+20.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 アウトソーシング <2427>  974円  -300 円 (-23.5%) ストップ安売り気配   11:30現在
 Sイノベ <4178>  1,414円  -400 円 (-22.1%) ストップ安売り気配   11:30現在
 日医工 <4541>  300円  -80 円 (-21.1%) ストップ安売り気配   11:30現在
 人・夢・技術グループ <9248>  2,142円  -500 円 (-18.9%) ストップ安   11:30現在
 カイゼン <4170>  500円  -100 円 (-16.7%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、7銘柄

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