【材料】東芝の今期は一転営業減益の見通し、デバイス&ストレージの収益計画引き下げ
東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
税引き前利益と最終利益の見通しは、キオクシアホールディングスの業績見通しの提供を受けていないとして、非開示としている。リテール&プリンティングソリューション部門は売上高の計画を引き上げた一方、営業利益の見通しを引き下げた。また、デバイス&ストレージソリューション部門では売上高と営業利益の見通しを引き下げた。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3.2%増の1兆5952億1200万円、営業利益が同93.9%減の27億3800万円だった。エネルギーシステムソリューション部門やインフラシステムソリューション部門の売上高が伸び、円安効果もあったが、リテール&プリンティング部門での減損損失の影響などが重荷となった。有価証券売却益の計上などにより、最終利益は同68.3%増の1006億6100万円だった。
出所:MINKABU PRESS