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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):マネックスG、東エレク、マツダ

マネックスG <日足> 「株探」多機能チャートより
■マネックスグループ <8698>  464円  +44 円 (+10.5%)  本日終値
 マネックスグループ<8698>が急反発。10日の取引終了後に自社株買いを発表しており、好材料視された。上限を1250万株(発行済み株数の4.67%)、または50億円としており、取得期間は22年11月14日から23年2月28日まで。

■博報堂DY <2433>  1,365円  +120 円 (+9.6%)  本日終値
 10日に発表した「2.67%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.67%にあたる1000万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から23年5月31日まで。

■ニッパツ <5991>  895円  +73 円 (+8.9%)  本日終値
 10日に決算を発表。「上期経常は2.1倍増益で上振れ着地、未定だった今期配当は5円増配」が好感された。
 ニッパツ <5991> [東証P] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の279億円に急拡大し、従来予想の167億円を上回って着地。同時に、従来未定としていた今期の年間配当は32円(前期は27円)実施する方針とした。
  ⇒⇒ニッパツの詳しい業績推移表を見る

■物語コーポレーション <3097>  7,240円  +590 円 (+8.9%)  本日終値
 物語コーポレーション<3097>は急伸し年初来高値を更新した。10日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比16.2%増となり、11カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。主力の焼肉部門やラーメン部門がともに2ケタ増となるなど引き続き好調だった。なお、全店舗では同23.2%の増収となった。

■東京エレクトロン <8035>  44,370円  +3,450 円 (+8.4%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>は急反発。10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益は増益予想から一転して減益の計画となった。だが米10月消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を下回ったことに伴い、投資家のリスク選好姿勢が強まるなか、米国市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高となっており、同社株の支援材料となった。東エレクの業績予想の下方修正は、半導体メーカーの設備投資の先送りや抑制の動きが出ていることが主因。売上高は2兆3500億円から2兆1000億円(前期比4.8%増)、最終利益は5230億円から4000億円(同8.5%減)にそれぞれ見通しを引き下げた。中間配当は従来の予想の751円から106円増額し857円(前期は643円)で決定した一方、期末配当はこれまでの予想の927円から302円減額。創立60年の記念配当200円を含めて625円(同760円)に見直した。

■MonotaRO <3064>  2,386円  +183 円 (+8.3%)  本日終値
 10日に発表した「10月売上高は17.5%増」が買い材料。
 10月売上高は17.5%増。

■ワールドHD <2429>  2,852円  +216 円 (+8.2%)  本日終値
 10日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が54%増益で着地・7-9月期も15%増益」が好感された。
 ワールドホールディングス <2429> [東証P] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比54.4%増の67.3億円に拡大し、通期計画の82億円に対する進捗率は82.1%に達し、5年平均の60.5%も上回った。
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■アルプス技研 <4641>  2,127円  +160 円 (+8.1%)  本日終値
 10日に決算を発表。「7-9月期(3Q)経常は31%増益」が好感された。
 アルプス技研 <4641> [東証P] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6%増の34.8億円となり、通期計画の45.9億円に対する進捗率は76.0%に達し、5年平均の70.6%も上回った。
  ⇒⇒アルプス技研の詳しい業績推移表を見る

■NOK <7240>  1,308円  +93 円 (+7.7%)  本日終値
 10日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は6%増益」が好感された。
 NOK <7240> [東証P] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.1%減の165億円に減り、通期計画の379億円に対する進捗率は43.7%となり、5年平均の44.0%とほぼ同水準だった。
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■マツダ <7261>  1,091円  +77 円 (+7.6%)  本日終値
 マツダ<7261>が急反発。10日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を3兆8000億円から3兆9000億円(前期比25.0%増)へ、営業利益を1200億円から1400億円(同34.3%増)へ、純利益を800億円から1300億円(同59.4%増)へ上方修正したことが好感された。半導体供給不足などによる影響でグローバル販売台数は従来予想の134万9000台から121万6000台へ見直した。このほか、原材料価格の高騰などの影響を見込むものの、売上単価の改善や為替相場の円安進行、固定費の効率化などを織り込んだ。なお、想定為替レートは1ドル=123円から136円へ、1ユーロ=133円から139円へ見直した。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆6425億円(前年同期比9.8%増)、営業利益552億4100万円(同39.0%増)、純利益858億5900万円(同3.6倍)だった。グローバル販売台数は上海ロックダウンの影響で台数減となったものの、台当たり収益の改善に加えて為替の円安による増益効果も寄与した。

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