市場ニュース

戻る
 

【材料】パランティアが決算受け大幅安 同業他社に比べ株価が割高との指摘も=米国株個別

 情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しは19億ドルに据え置いたものの、第4四半期の売上高は予想を下回る見通しを示した。

 株価は大幅安。アナリストは「同社の成長は急速減速しており、来年も最大顧客である政府機関からの変節の不確実性は続くと見ている」と評した。株価は同業他社に比べ割高な水準で取引され続けているという。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:0.02ドル)
・売上高:4.78億ドル(予想:4.74億ドル)
・営業利益(調整後):8130万ドル
・営業利益率:17%
・EBITDA(調整後):8719万ドル(予想:5932万ドル)
・FCF(調整後):3660万ドル

(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:5.03~5.05億ドル(予想:5.06億ドル)
・営業利益(調整後):7800万~8000万ドル

(通期見通し)
・売上高:19億ドル(予想:19億ドル)
・営業利益(調整後):3.84~3.86億ドル(従来:3.41~3.43億ドル)

(NY時間12:40)
パランティア<PLTR> 6.92(-1.02 -12.80%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探からのお知らせ

    日経平均