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【材料】メガバンクが全体相場下値模索のなか強さ発揮、FOMC後の米長期金利上昇がポジティブ材料に

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が2日終値近辺でしっかりした値動きを示しているほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も売り物をこなし強含みで推移するなど、全般下げ相場のなかで強さを発揮している。米国では2日に発表されたFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を受けて、金融引き締め策の打ち止めが近いとの思惑が後退、10年債利回りが4.15%台まで上昇し、グロース株を中心に全体相場の重荷となった。ただJPモルガン<JPM>など一部の大手金融株は頑強な値動きを示しており、長期金利上昇に伴う運用環境の改善に期待する動きが押し目買いにつながった。米国事業を展開する日本のメガバンク各社にとっても、米金利上昇を好感する形で下値に買いが入っている。

出所:MINKABU PRESS

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