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【市況】東京株式(前引け)=買い優勢、NYダウの大幅続伸に追随

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比226円47銭高の2万7201円37銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億1614万株、売買代金概算は1兆4433億円。値上がり銘柄数は1400、対して値下がり銘柄数は377、変わらずは60銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方から幅広い銘柄が買い優勢となり、日経平均は続伸し2万7000円台を回復した。前日の米国株市場では引き続きFRBが今後利上げ幅を縮小させるとの見方が追い風となってNYダウが大幅続伸しており、東京市場もこれに追随する動きとなった。インバウンド関連の一角が利食われる一方、半導体関連などハイテク株を買い戻す動きが目立っている。値上がり銘柄数は1400に達し、プライム市場上場銘柄の76%あまりを占めた。

 個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテック<6920>が上値追いを続けているほか、キーエンス<6861>、日本電産<6594>などが買い優勢。ファーストリテイリング<9983>も高い。ソニーグループ<6758>もしっかり。円谷フィールズホールディングス<2767>が値上がり率トップに買われ、オルガノ<6368>の上げ足も目立っている。半面、中外製薬<4519>が売られ、エムスリー<2413>も冴えない。東芝<6502>も売りに押される展開。ギフティ<4449>が大幅安となり、ソースネクスト<4344>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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