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【通貨】外為サマリー:150円10銭台で推移、介入を警戒したドル売り・円買いは目立たず

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円16銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円15銭前後と前日に比べて25銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が4.2%台まで上昇したことを手掛かりに、一時150円29銭まで上伸した。

 日米金利差の拡大からドル買い・円売りが入りやすくなっており、東京市場のドル円相場も堅調な動き。前日発表の米経済指標で労働市場の需給逼迫が示されたほか、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派姿勢に変化がないことで、FRBによる積極的な金融引き締めが長期化するとの見方が依然強いようだ。介入を警戒したドル売り・円買いは目立たず、150円10銭台での推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9771ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円72銭前後と同6銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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