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【材料】トヨタ、ホンダなど自動車株は頑強、1ドル150円台の円安進行が株価下支え材料に

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株は全般軟調地合いのなかも頑強な値動き。米10年債利回りが14年ぶりとなる4.2%台まで上昇、日米金利差拡大を背景にドル買い・円売りの動きが一段と強まっており、足もとで1ドル=150円台に突入している。輸出株セクターのなかでも為替感応度が特に高い自動車株には収益上乗せメリットが期待される状況だ。トヨタの今3月期通期想定為替レートは1ドル=130円で実勢はそこから20円の円安。同社は1円のドル高・円安で営業利益が400億円以上上乗せされると試算されている。一方、世界経済のリセッション懸念は拭えず、自動車販売需要減速への警戒感から、時価は強弱観が対立している。

出所:MINKABU PRESS

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